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福岡大学研究シーズクローズアップ vol.007 地域防災を目指した雨水貯蔵浸透システムの開発
−新型人工芝グラウンドと雨水ハウスの効果− 工学部社会デザイン工学科 渡辺 亮一 准教授

2013.05.15 up

 近年多発するゲリラ豪雨は甚大な被害を招いています。特に都市型水害は、住宅地からの雨水排水が原因のひとつであることが確認されており、都市部における健全な水循環の再生が求められています。そこで工学部社会デザイン工学科 渡辺亮一 准教授は、その有効な対策として雨水貯蔵浸透システムを開発しました。
 現在福岡大学サッカー部のホームグラウンドとして使用されている新型人工芝サッカー場は、このシステムの技術による改良土壌を用いて雨水を一時的に貯留し、河川への負担を軽減することで流量ピークを集中させないように設計されています。これにより、河川への雨水の流出を抑え洪水を起こりにくくしています。今後このような公共施設において貯留した雨水を利用促進するため、設置費用に対する効果をさまざまな数値データに基づいて検証しました。
 さらに渡辺准教授は、家庭で水を貯蔵し水害を抑止するという“ホームダム“発想に基づいて、巨大雨水タンクを備えたマイホームを建設し、市民レベルでの環境への取り組みを実践しています。約300平方メートルの敷地の地下に貯水槽を設置し、屋根から雨どいを伝って落ちる水を集めるとともに、駐車場や池に落ちる水を地下に浸透させるようにしました。施工のノウハウと水位データをホームページで公開し、タンク設備の費用対効果を検証しています。
 2013年3月、第10回おおむた産学官連環交流会(産学官連環交流会実行委員会主催)にて、雨水貯蔵浸透システムの有効性を発表しました。

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