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福岡大学研究シーズクローズアップ

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福岡大学研究シーズクローズアップ vol.009 新たな早期胃がん診断法の発明
筑紫病院 内視鏡部 八尾 建史 診療教授

2013.09.27 up


 がん死亡原因の世界の第2位を占める胃がん−その死亡率低下のためには、原因となる腫瘍の早期発見・早期治療が重要です。今回提案された胃がん診断法により、現在行われている内視鏡検査では発見できない小さな胃がんを早期に発見でき、早期治療につなげることが期待できます。
 筑紫病院 内視鏡部 八尾診療教授は、拡大内視鏡を用いて胃上皮性腫瘍(癌、腺腫)の細胞内に白色不透明物質が存在することを発見し、さらにこの物質の正体が微小な脂肪滴の集合であることを解明しました。胃の粘膜が腫瘍化した際に腸の形質を獲得し、正常な胃上皮細胞では吸収されない食事由来の脂肪が胃腫瘍により吸収されて蓄積し脂肪滴となっていることを明らかにしました。
 この結果をもとに、八尾診療教授は、内視鏡検査時に脂肪製剤を負荷し胃腫瘍に吸収・蓄積させることで、従来の検査法では発見できなかった小さな胃がんを早期に発見し診断するという特異的で高感度の胃がん診断法を発明しました。
 2013年8月、「イノベーション・ジャパン2013〜 大学見本市 & ビジネスマッチング 〜」((独)科学技術振興機構(JST)、(独)新エネルギー・ 産業技術総合開発機構(NEDO)主催)に出展しました。この新規診断法に必要な高効率かつ特異的な脂肪製剤の開発を進めるため、パートナーとなる企業を開拓し事業化を目指していきます。

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