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福岡大学研究シーズクローズアップ

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福岡大学研究シーズクローズアップ vol.010 難治性皮膚損傷の治癒過程を小動物で再現
           〜生体内留置デバイスの開発〜
医学部医学科 自見 至郎 講師

2013.09.27 up

 老齢化社会の進行に伴い、褥瘡などの難治性皮膚潰瘍を有する患者の増加が懸念されています。治療薬の開発が進められていますが、開発の過程で必要となってくる難治性皮膚潰瘍を適切に評価できる動物モデルは未だ無いのが現状です。小動物はヒトに比べて傷口の収縮が強く、上皮細胞の再生を正確に評価することは困難で、創傷治癒やそれに関する薬品などの開発の障壁となっています。
 そこで、医学部医学科 自見 至郎 講師は、傷口の収縮を抑制して上皮再生を正確に評価できるスプリント状の器具を開発し、ヒトの治癒過程を動物で再現することを可能にしました。この器具を用いることで、ヒトの治癒過程を再現した難治性皮膚潰瘍を持つ動物モデルが作製でき、基礎研究のみならず新規の医薬品開発にも利用できるようになります。
 2013年8月、「イノベーション・ジャパン2013〜 大学見本市 & ビジネスマッチング 〜」((独)科学技術振興機構(JST)、(独)新エネルギー・ 産業技術総合開発機構(NEDO)主催)に出展し、医薬関連および動物試験受託企業とのマッチングをアピールしました。ヒトの難治性創傷には多くの因子が関与するため、様々な局所組織障害による難治性モデルの創出が強く望まれており、その開発が今後の課題となっています。

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