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福岡大学研究シーズクローズアップ

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福岡大学研究シーズクローズアップ vol.017 副生塩の滅菌剤へのリサイクル
〜 廃棄物処理技術のエキスパートを目指す資環研 〜
資源循環・環境制御システム研究所 所長 樋口壯太郎 教授

2015.02.16 up

 現在、樋口壯太郎教授が所長を務める「福岡大学資源循環・環境制御システム研究所」は、1998年4月北九州市若松区エコタウンに開設されました。限りある地球資源をリサイクルし、環境への負荷を減らし自然環境を守っていくことを目指して、主に廃棄物(ごみ)に関する研究を行っています。廃棄物を資源として利用するにあたり、まず廃棄物に含まれる有害物質で環境汚染を生じさせない技術(環境制御)、次に無毒化された廃棄物を有用資源として活用する技術(資源循環)の開発を進めています。
 資源循環分野の技術のひとつとして、10数年前より副生塩リサイクルに関する研究を続けています。廃棄物処理等に伴い、清掃工場や最終処分場浸出水から発生する塩類−副生塩は、近年その環境被害が顕著化していますが、リサイクルシステムは確立していません。樋口教授は次亜塩素酸ナトリウムに着目し、電解法により副生塩から"エコ次亜塩素酸ソーダ"を生成し、滅菌剤として利用する技術の開発に成功しました。浸出水処理のための脱塩固化設備も不要となり、省エネ化が可能となります。事業化に向けた取り組みもスタートしました。世界初の実用化となるこの研究については、本年1月13日(火)西日本新聞 朝刊トップに掲載されました。
 本研究所は、毎秋 北九州市で開催される「エコ・テクノ」(北九州市、(財)西日本産業貿易コンベンション協会 主催)に出展し研究成果を発信しています。また、2009年から毎年市民向けの環境セミナーとして「福岡大学エコスクール」を年5回シリーズで開講し、市民の皆さまにも地球環境保全を担う一員としての意識を高め、より環境を理解して日常生活に活かしてもらうことを目指しています。



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