福岡大学産学連携協議会は「第12回会員総会」及び「健康経営と地域スポーツの連携を考えるセミナー」を開催しました。
会員総会では今年度の役員体制と事業計画を審議しました。新共同代表として(株)福岡情報ビジネスセンターの武藤社長が就任されました。
セミナーでは、地域スポーツ振興モデルとして全国的に注目されている“FUスポまち”の取り組みが紹介されました。本学スポーツ科学部乾教授より、医薬スポーツ系を含めすべての学部がワンキャンパスに集う本学の強みを生かし、福岡大学でしか出来ないスポーツを中心とした地域貢献について熱く語っていただきました。商学部中島教授は、現在注目されているeスポーツの経済効果や将来性について、あらゆる年代、障害の有無にかかわらず参加できるメリットなど、実例を挙げながらご説明いただきました。リアルスポーツとeスポーツを上手く融合させて、企業における社員の福利厚生やモチベーションアップなど、どのように活用できるのか、パネルディスカッションで会場の参加者とともに考察しました。
大学の資源や人材を活用しスポーツを通して地域に貢献する活動や、ゲームのイメージが強いeスポーツの新たな可能性と波及効果など、新しい知見を得ることができました。