センター紹介 | 福岡大学知的財産センター

ご挨拶

研究推進部長・知的財産センター長
鹿志毛　信広（薬学部教授）

　新型コロナウイルス感染症により、停滞した研究活動等を回復していくためには、これからも研究開発から創出された知的財産の戦略的な権利化、社会に還元する研究成果の社会実装は、重要な鍵になっています。
　福岡大学は、「福岡大学ビジョン2014-2023」の中で、「先進的な高度な研究活動の遂行」を重要な項目と位置付け、その実現に向けて「知的財産の創出及び質的向上とその活用に向けた支援体制の強化」を掲げています。
　2008年に設立された知的財産センターでは、大学の研究活動から生まれた貴重な知的財産を一元的に管理・保護し、それを活用して社会に還元することを目的としています。現在は、福岡大学ビジョンに基づき、文系・理系を含む9つの学部から生まれる幅広い知的財産を権利化し、産学官連携センターと協力して、これらの知的財産が社会や医療の分野で活用されるよう推進しています。
　本学が保有する特許権は137件（2023年3月末時点）となり、ウェブサイトの「本学公開特許情報」に公開しています。ぜひ一度ご覧いただければ幸いです。
　最後に、大学の知的財産が企業の製品開発やサービス創出に活用され、豊かな社会の構築に寄与することを願っています。

知的財産推進体制

知的財産推進体制図

知的財産センターの業務内容

本学の知的財産に係る基本方針､規程等の策定､改廃に関すること
本学の知的財産の創出､権利化､維持､管理､活用及び処分に関すること
本学の産学官連携における知的財産に関すること
本学の知的財産に係る契約書の管理､保全に関すること
知的財産の啓蒙､研修､教育等に関すること
その他知的財産全般に関すること

構成メンバー・連絡先

知的財産センター長（研究推進部長兼任）: 鹿志毛信広

研究推進部教授（弁理士）: 角谷浩

発明審査委員※・研究推進部客員教授

松本正　(医薬系担当)

※発明審査委員: 本学では、発明案件の大学への権利承継及び出願などについて、発明審査委員会で審査しています。同委員会は副学長（委員長）をはじめ、理・工・医・薬・法各学部の研究推進部委員、研究推進部教授、及び専門的知見を有した外部委員（客員教授）により構成しています。

連絡先