福岡大学 研究推進部 産学官連携センター

ホーム イベント・セミナー「イノベーション・ジャパン2020~大学見本市Online」<9/28(月)~11/30(月) オンラインで発表>

イベント・セミナー

「イノベーション・ジャパン2020~大学見本市Online」に出展

※このイベントは終了しましたが、引き続き出展した資料や動画を本サイトよりご覧いただけます。

 毎年夏に開催される「イノベーション・ジャパン」は、国立研究開発法人科学技術振興機構(JST)が主催する国内最大規模の産学マッチングイベントです。中でも「大学見本市」は、全国の大学等の技術シーズを一堂に集め企業へ紹介し、産学連携の推進・技術移転のきっかけとなる場を提供することで、産業活動の活性化を目指しています。
 本年度は、新型コロナウイルス感染拡大防止の観点からオンラインでの開催となりました。本学からは7件のシーズを出展しました。

【日  時】 2020年9月28日(月)~ 11月30日(月)
【主  催】 国立研究開発法人 科学技術振興機構(JST)
【共  催】 文部科学省
【出展内容】

をクリックすると研究者情報、をクリックすると出展資料、をクリックすると動画をご覧いただけます。

<装置・デバイス>
「協調ロボットの安全対策のための近接覚センサモジュール」(動画
工学部 電気工学科 辻 聡史 助教

自由に取外し可能なToF・静電容量複合センサモジュールを提案。ToFセンサと自己静電容量近接センサを組み合わせることにより広範囲に高感度で近接測定が可能になり、また異なる原理の測定により信頼度が向上します。

<ナノテクノロジー>
「医薬・食品分野で利用できるマイクロ/ナノ微粒子の製造法」
工学部 化学システム工学科 三島 健司 教授

一般に工業的に利用されているナノ微粒化技術を、医薬・食品分野で利用するための方法を開発。具体的には、薬剤内包型マイクロカプセル製造法、高濃度オゾンナノバブル水製造法、タンパク質粒子のマイクロコーティング法などです。

<マテリアル・リサイクル>
「竹杭を用いた液状化対策工法の開発」(音声付き資料
工学部 社会デザイン工学科 佐藤 研一 教授

伐竹材を竹杭として、比較的簡易かつ安価に地盤の液状化を抑制できる新しい液状化対策工法を考案。竹の持つしなり、空洞、竹節などを上手く利用し、地震時の地盤の揺れの吸収(制震効果)、過剰間隙水圧の消散効果(ドレーン効果)が大いに期待される新しい工法です。

<医療>
「難治性腫瘍に対する副作用の少ない抗がん剤」(動画
医学部 医学科 細胞生物学 角田 俊之 准教授

3次元培養法でKRASの変異以外同じ遺伝子背景の癌及び正常モデルで比較するスクリーニング法を構築。正常モデルには影響なく、癌モデルにのみ効果を示し、実際にマウスにおいて低毒性かつ抗腫瘍効果を示す化合物を同定することができました。

<ライフサイエンス>
「日本の伝統食材こんにゃくを使った有用成分放出制御型フィルム」 (動画
薬学部 薬学科 池田 浩人 准教授

嚥下困難者やペットの薬物治療を効率よく行うための有用成分放出制御型フィルムを作製。こんにゃくを主成分とするフィルムに有用成分を含有させ、口腔内に付着して用いることにより、フィルムの崩壊とともに有用成分の放出を制御可能とします。

<ライフサイエンス>
「心拍モニターを応用した運動体力レベル測定のアルゴリズム開発」 (動画
スポーツ科学部 上原 吉就 教授

交感神経活動状態と最適運動強度を測定するための装置・手法。運動中の心拍と心拍変動の周波数[HF(高周波)、LF(低周波)]解析から安価でかつ簡便で非侵襲的に最適運動強度の測定を可能としています。

<マテリアル・リサイクル>
「共重合体を用いたプラスチックへの高機能化手法の開発」(動画
産学官連携研究機関 機能・構造マテリアル研究所 平井 翔 特命研究助教

プラスチックへの吸着と機能発現を併せ持つブロック共重合体の希薄溶液に、プラスチックを短時間浸漬させるだけで、接着性や親水性を簡便に付与することに成功しました。

◆問い合わせ
福岡大学 産学官連携センター
「福岡大学 技術・経営相談申込書」
FAX:092-866-2308
E-mail:sanchi★adm.fukuoka-u.ac.jp

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