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【出展報告】「課題解決EXPO2023~ベンチャー・メッセ2023」<7/5(水)~7(金) 現地開催>
北九州市 西日本総合展示場で開催された「課題解決EXPO2023 ~ベンチャー・メッセ2023」に、本学から出展した内容をご紹介します。(展示ブースに掲示したポスターは、をクリックするとご覧になれます。)
3日間の入場者数は18,183人(主催者発表)、本学ブースには企業関係者など延べ180人ほどの方が来場されました。別途会場外に設けた重松教授のブースでは、研究成果であるバイオエタノール燃料を用いて発電機を作動させる実演を行い、より具体的イメージで研究内容をお伝えしました。ご来場いただいた皆様には厚くお礼申し上げます。
工学部 化学システム工学科 重松 幹二 教授
廃材を原料とするバイオエタノール製造時に、糖化の前処理として廃グリセリンを活用。また漢方薬残渣の添加により、エタノール発酵を促進。こうして製造したバイオエタノール燃料は、ガソリンや高濃度エタノールより排ガスがクリーンである。


北九州産学連携推進室、資源循環・環境制御システム研究所 為田 一雄 准教授
- 「資源循環・環境制御システム研究所の紹介」
- 「産学連携研究事例」
- 「臭気の嗅覚測定法の統一に関する研究」
- 「身近な生活空間における大気中微小粒子状物質(PM2.5)の実態」
- 「災害時の水のバランスシートの試作」
- 「グリセリン廃液精製物の有効利用」
- 「無隔膜電解法による副生塩リサイクル」
- 「BPED法による副生塩リサイクル」
北九州産学連携推進室担当の為田研究室では、「最終処分場研究」を中心に「廃棄物管理のトータルシステム」「環境修復」「未利用資源リサイクル」の研究を産学連携により行っています。
日本の廃棄物の最終処分場の標準となっている準好気性埋立構造は福岡大学が開発したものです。その後の問題の変化に対応するため、資源循環・環境制御システム研究所(資環研)では、「副生塩のリサイクル」、「海面埋立早期安定化技術開発」「グリセリン廃液の有効利用」などの資源循環分野の研究と「最終処分場の早期安定化」などの環境制御分野の研究を行っています。
