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「福岡大学新技術説明会」<5/27(火) オンライン開催>
※イベントは終了しましたが、引き続き発表資料を本サイトよりご覧いただけます。各研究内容に関しては、下記お問い合わせ窓口までお願いします。
5月27日(火)、科学技術振興機構(JST)と共催で「福岡大学新技術説明会」を開催します。
新技術説明会は、大学等の研究成果(特許)を実用化(技術移転)させることを目的としており、新技術や産学連携に興味のある企業関係者に向けて、研究者(=発明者)自らがプレゼンする特許の説明会です。
当日は本学7名の研究者がオンラインで説明します。多くの方のご参加をお待ちしています。
※JSTサイトには、後日発表資料とともにオンライン発表時の動画が掲載される予定です。
福岡大学新技術説明会【オンライン開催】
- 【日 時】 2025年5月27日(火)10:25~15:55
- 【主 催】 科学技術振興機構(JST)、福岡大学
- 【プログラム】
※ をクリックすると研究者情報、をクリックすると発表資料をご覧いただけます。
- 10:30~10:55
<創薬>
「高い水溶性で用途が拡がる還元型クルクミン誘導体」 - 薬学部 薬学科 講師 瀬戸口 修一
本技術の還元型クルクミン誘導体は水によく溶け、組織や細胞中で速やかに還元型クルクミンと無害なアミノ酸に再変換されるプロドラッグとして機能します。強い黄色の着色がないため、外用など多様な投与形態が可能です。
- 11:00~11:25
<創薬>
「プリオン病治療薬」 - 薬学部 薬学科 教授 石橋 大輔
有効な治療法のないプリオン病の治療薬候補として、既知化合物を元に多数の新規化合物を創生し、実験にて強い抗プリオン効果を示す化合物を開発しました。ドラッグライクな構造で実用化が期待できる化合物です。
- 13:30~13:55
<医療・福祉>
「準備運動段階でその日の最適な運動強度を予測するプログラム機器」 - 福岡大学病院 循環器内科 講師 末松 保憲
連続血圧、心拍を評価しながら自転車エルゴメーターで運動負荷を行い、ウォーミングアップの際の血圧、心拍の変動データから、その時の至適運動高度を予測できるプログラム機器です。
- 14:00~14:25
<医療・福祉>
「抗がん剤等による"血管痛"を軽減する皮膚ドレッシング材」 - 福岡大学病院 医療情報部 教授 吉田 陽一郎
抗がん剤や浸透圧の高い点滴を投与した際に起こる血管痛の対処法として、血流を確保しつつ簡便に皮膚固定する、簡単かつ機能的なフィルムドレッシング材を提案します。
- 14:30~14:55
<創薬>
「フェニルアセチルタウリンは糖化抑制作用を持つ」 - 薬学部 薬学科 講師 小野 和彦
モデルマウスを使用して、フェニルアセチルタウリンによる抗糖化作用を明らかにしました。この糖化抑制作用により、老化現象や生活習慣病の誘因とされる終末糖化産物の体内産生・蓄積を抑制、遷延化することが期待できます。
- 15:00~15:25
<医療・福祉>
「AIによる自動判定で感染症検査を効率化・客観化」 - 医学部 医学科 講師 尾鶴 亮
感染症検査において、AIによる自動判定で検査者負担を減らして検査精度の一貫性向上を実現しました。本技術は特定形状の菌体を染色不要な「暗視野顕微鏡像」から検出することに特化しています。
- 15:30~15:55
<医療・福祉>
「モバイル型運動強度解析システムでトレーニング現場での持久性能力を判定」 - スポーツ科学部 スポーツ健康科学研究科 教授 上原 吉就
本技術によるモバイル型の心拍変動解析装置から、運動強度の指標となる乳酸蓄積開始点(OBLA)強度を正確かつ非侵襲的に判定可能となります。このシステムの応用で、健康運動や心臓リハビリ等の運動強度把握も可能です。
- 10:30~10:55
- ◆問い合わせ
- 福岡大学 産学官連携センター
- 「福岡大学 技術・経営相談申込書」
- FAX:092-866-2308
- E-mail:sanchi★adm.fukuoka-u.ac.jp
※お問い合わせについてはメールまたはFAXでお願いします。
※メールを送る際は「★」を「@」に変えてください。